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2006年11月30日
PS3ファイナルカウントダウン
※本作品は本場の雰囲気を楽しんでいただくため、言語や操作方法等アメリカの仕様そのままの内容となっております。
コレは1月発売予定のPS3用「NBA07」の公式サイトにある文言だ。色々言い訳を書いているがどう見ても弾数(ソフトウェアラインナップ)が少ないのを誤魔化す為に必死で、急いで追加するには日本語化している時間が無いというのがミエミエである。どこの世界にUI(ユーザーインターフェイス)までそのままで日本版として売る馬鹿が居るというのか。
確かに本場の雰囲気というのは大事だ。私自身もWizardryが好きで、プレイする時はいつもモンスター名・アイテム名・魔法名など全て英語表示を選ぶ。でもメッセージだけは日本語で必ずプレイする。悲しいかなネイティブのように英語が得意なワケでは無い。普通に母国語は日本語だ。当たり前だが日本語が一番理解出来る。となれば普通に日本語メッセージじゃないととてもじゃないがプレイ出来ない。
(最近、エントリにコメント頂く台湾のbanさんのように、他言語でのプレイまでしている方は本当に凄く尊敬します)
本場の雰囲気を味わうにしてもここは日本だ。当然プレイする人の大半は日本人だろう。その中のどれくらいの人がUIまで英語で、困らずにプレイ出来るだろうか?
もちろんRPG等と違ってメッセージは多くないし、メニュー等の簡単な単語は容易に理解出来るか、位置などで覚える等していけばそのうち困らなくなるのは分かっている。実用上は大きな問題では無いという事も分かる。ただこれはそういう問題では無い。ゲームの中で発生するイベントや戦闘等で困るのは乗り越える楽しさがある困難だ。これは良い。だがUIの出来不出来というのは容易に楽しむ為に邪魔な困難なのだ。そういうのを押し付けられて楽しいわけが無い。
まぁ仕方ないのだろう、今のPS3はそこまで余裕が無いのが現状だ。電撃オンラインによるとPS3の国内販売数は11/19時点で累計12万台に留まっている。約3週間経過した現在でも15万台という噂だ。その上廉価版といわれた20GB版が入荷しても完売しないという事例があるそうだ。実際これはローカルな話題になるが、友達から「ドンキホーテで定価で売ってるのを見た」とか「60GB版探していろいろ店を回ってたらどこでも20GB版は在庫があった、しかも定価で」と言う話しをよく聞く。
まぁ廉価版はどうやっても現状では無線LANが追加出来ないので敬遠されてるのだろうというのは容易に想像がつくが、それにしてもあれだけ高値で転売されていた人気は何だったのか?と思いたくもなる。
そんな中、あさってにはWiiが発売となる。噂される国内の初回出荷台数は40万台だ。既に最初から倍の差がついてしまう事になる。このままのペースで行けばその差は広がる一方だ。いくら両者は異なるタイプのゲーム機だと言っても両方売れるわけが無い。ユーザーはそこまで金もヒマも無い。じゃぁどうなるか、答えは簡単だ「面白そうなゲームが沢山ある方を買う」これが普通だ。
そして面白そうなゲームが沢山揃うのはどういうハードか・・・当然一番売れているハードだ。分母が大きければ大きいほど分子が小さくても売上が見込めるわけで、普通は分母(ユーザー数)の多いハードにゲームを出そうとする。特別な事例を除けばこれがソフトメーカーにとっては当たり前の戦略だ。いくらハードが良くていろいろな表現が出来るとか言っても、数が見込めないのに時間とお金をかけてソフトを開発する会社は無い。
もちろんPS3自体に魅力があれば、高価で高度なハードゆえに発生している出荷数の少なさをカバーして、一番売れるハードになりえるだろう。だが個人的意見を言わせて貰えれば無理だろうと思う。今までのゲーム機のベクトルで行けば間違いなく最高水準だと思うが、そのベクトルの市場はどんどん先細りしているからだ。
その辺を考えると現状でその可能性があるのは間違いなく「Wii」だ。もちろん発売前故にあくまで私の予想でしか無い。ただソニーも同様に考えて焦っているのであろう。だからこそ「NBA07」を英語版そのままで出すなんて暴挙に出たのだろう。そうまでして何とか弾数をそろえ、少しでも魅力あるハードとユーザーに思って貰いたいのだ。
ファイナルカウントダウン・・・プロレスラー、アントニオ猪木が引退するにあたって行った引退までのメモリアルマッチの数々である。私には今回の英語版そのままという行動がファイナルカウントダウンの第1試合に思えてならない。
願わくば猪木の時のように「カウントダウンなのに数字上がってる、カウントアップじゃん!」と突っ込まれて長く生き残って欲しいものだ(笑)
投稿者 akindoh : 2006年11月30日 16:39
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コメント
うーん。Electronic Artsのソフトでは、NBA、NFLは英語仕様というのが当たり前
なので、私はそこまで違和感は感じませんでした。
#それにしても、任天堂ではありえない路線だと思いますが(笑
アメリカのスポーツ(WWEとかも含めて)ファンって現地の雰囲気が好きというのが
ありますし、下手に訳されると専門用語は意味がわからなくなったりするし。
あとPS3がと言うより、上記スポーツを扱うゲームのマーケットが日本では狭いので
本数見込めないのかな、と。
PS3のダメっぷりとは分けて考えていいように思いますが。
投稿者 やながしわ : 2006年12月01日 14:06
ここだけの話(にならないけど(笑))
私が在籍していた事のある某社は、それはそれはスポーツゲームが得意な会社でして
それだけにEAのゲームがどういうシロモノかってのはよーく分かります。
(少なくともプロレス好きとしてWWEの雰囲気も含めて)
それでもやはりローカライズしない事と本場の雰囲気は別物だと思います。
ましてそれが「あえてしない」のと違い「どう考えてもする手間もヒマも惜しい」
というのが透けて見えるケースなら尚更じゃないかなと思います。
例えば音声はそのままでも、日本語字幕も出ると出ないでは明らかに違いが出ますし
昨今のCS放送などでの放送でもそういう放送スタイルがあり、それに慣れ親しんでいる人もいるのを考えると
日本語がある事で本場の雰囲気が消えるとは限らないと思いますよ。
むしろ無い事でますますマーケットを狭くしてるのでは無いかと思います。
(この辺はよりマニアックになる事でマイナーになったプロレスが似たようなケース)
>あとPS3がと言うより、上記スポーツを扱うゲームのマーケットが日本では狭いので
>本数見込めないのかな、と。
確かにそれは理由の中で大きなウエイトを占めていると思います。
まぁそれに関しての最大の理由は
「そのスポーツで代名詞とも言える面白いゲームが存在しない」って事ですけど(笑)
バスケもフットボールも、ルールの再現は出来てるんですけど
それがゲームとしての面白さとかみ合った作品が無いんですよねぇ。
競技人口やファン層は現在これらのスポーツのゲームをプレイする人より
絶対に多い筈なんですけどね。
(そういえば昔バスケのゲームも出したなぁ・・・あれもイマイチだった)
投稿者 akindoh : 2006年12月02日 01:09
実は台湾ではローカライズしないゲームが多いです。
その数は約90%以上だと言っても過言ではないと思います。
そのような環境で、ユーザは日本語や英語など
ローカライズしないゲームをするのは極ふつうな事です。
ですからいつも日本やアメリカのゲーム環境にうらやましい。
なので、「NBA07」のホームページを見たら驚きました。
日本では海外のゲームはローカライズしないとリリースできないと
思っていたから。
まさかそういう言い訳で販売するとは思いませんでした。
確かにスポーツゲームはゲーム人口は少ないかもしれませんが、
ローカライズしないメーカーのこういう言い訳を見たら
失望どころか、怒る事になるでしょう。
(ローカライズのクォリティは別として)
ちなみに、台湾今のところ、メーカーはローカライズする事を
だんだん重要視になります。
例えば「源氏 神威奏乱」や「デッド オア アライブ4」「Gears of War」などの
ロンチタイトルはローカライズしていた。
ビッグタイトルはローカライズする可能性がかなり高い。
(「源氏 神威奏乱」はビッグタイトルとは思っていませんが)
投稿者 ban : 2006年12月04日 02:46
1つ私は勘違いしてました。
この「NBA 07」ってEAのタイトルじゃないんですね(笑)
EAのは「NBA Live 07」で、他に「NBA 2K7」というのもあって、問題の今作はSCEのタイトルでした。
>ban
そもそも一般的に、日本人は他言語の弱いです。
英語ですらおそらく他国の方に比べると圧倒的に
読めない書けない喋れないという人が多いと思います。
ただ幸か不幸か、今までTVゲーム等では主要国でありましたので
有力タイトルは日本製ですから当然日本語で、
海外製でも当然のごとく日本語化されるのが当たり前な感覚でしたし
また日本語化されて無いものが大ヒットする事はまぁあり得ない話でした。
もちろん何でもかんでも日本語化されるわけではなく
まさにSCEが言い訳に使っている「本場の雰囲気」の為に
選手名などは英語表記のまま、というようなモノは当然ありました。
しかし今回は一切のローカライズが無し、というモノで
とてもじゃないけどSCEといえど私には信じ難いものでした。
その決断がユーザーに受け入れられるかどうか、結果が楽しみです。
>(「源氏 神威奏乱」はビッグタイトルとは思っていませんが)
ここは笑いました(笑)
日本でももちろんビッグタイトルだとは思われてませんから。
一部ではビッグマウスとしては認知されてますが(笑)
投稿者 akindoh : 2006年12月05日 00:12


